こんばんは。蜜觜える(@3284_L)です。
自分のように会計の仕事をしていると、馴染みの深い言葉なのですが
財務会計の用語で固定費、変動費という言葉があります。
会計では費用（支出を）を大きくこの２つのグループに分類する
ということをします。
最近は会社の会計だけでなく、家計に落とし込んで
この用語を使ったりしていますがこれが
貯金をしようとするとき、とても大事な考え方なんです。
貯金したい方
固定費とはなんぞやという方
なんとなく分かる気もするけど詳しく説明できるかと言われればそうでもないかもという方
固定費とは
事業の中での固定費とは、売上高や販売量の増減に関係なく
一定に発生する費用のことです。
売上が０円でも必ずかかるのが「固定費」です。
変動費とは
事業の中での変動費とは、
売上高や販売量の増減に応じて変動する費用のことです。
つまり、売上が０円であれば、変動費はかかりません。
家計の固定費・変動費
家計の固定費は会社の会計と違って、
『売上を生むかどうか』で分類できません。
収入とは別の話になっちゃうので。
ここでは家計の固定費は毎月一定に発生する費用と定義します。
また変動費は、固定費以外、毎月金額が大きく変動する費用とします。
家計の固定費
・家賃
・電気代
・ガス代
・水道代
・スマホ代
・Wi-Fi代
家計の変動費
・食費
・日用品
・交通費
・交際費
・医療費
大体こんな感じに分けることができます。
貯金をするときに意識すること
固定費と変動費を分けたときに感覚として、
「変動費の方が削減しやすい」ということが分かる方、
会計のセンスがあります。(笑)
経理とかおすすめします。
たとえば、食費を削減しようと思ったら、
コンビニで買うのを控えて、スーパーで食材を買って自炊する。
今月はお金を使いすぎちゃったから、
友達と遊ぶのを3回から１回に減らそう。(交際費)
とか、変動費は自分で調節しやすいのです。
反対に固定費は、絶対かかる費用なので、
その月に抑えようとかの調節が難しく削減しにくい、です。
固定費攻略が貯金のカギ
つまり、貯金しようと思ったら変動費を見直していけばいいんだ！
となるかもしれません。
ハズレです。
実は削減しにくい固定費こそ、貯金するにあたって重要なウェイトを占めています。
理由は大きく２つ。
固定費は金額が大きいことが多い
一つ目は固定費の方がかかる費用が大きいことが多いです。
たとえば食費を削るといっても
「食べない」は無理なので限度があり、
大きな削減は期待できないのです。
私でいうと、食費元々3万円かかっていたのですが、
この自粛期間でランチとかが減って2万8000円に下がりました。
2000円の削減です。
たとえば通信費を見直して格安simに換えるとしましょう。
大手キャリアで7000円くらいかかっていたのが
月2000円ほどにドーンと下げられます。
5000円の削減になります。
このように固定費の下げるのは
幅が大きいという特徴があります。
一度見直せばそこから将来に向かって効果が継続する
固定費を下げることの最大のメリットは
一度見直すとそこから毎月その効果が継続するということです！
変動費は今月節約しても、来月簡単に元に戻っちゃうんです。
たまにはバーンと遊びたいし、美味しいもの食べたいですよね。。
比べて固定費は一度見直しさえすれば来月も、再来月も
下がった額で生活できるので
1年を通してかなりの節約が期待できます。
おすすめの固定費削減法
おすすめの削減方法ですが、
例にも出しましたが通信費の見直しをおすすめします。
家賃もおすすめですが、
引っ越すとなると引っ越し代や初期費用がかかるので、
すぐには難しいかもしれません。
それにくらべて、携帯のキャリア変更だと、電話一本でできます。
ややこしいと思い敬遠しがち(私がそうだった)ですが
手続き、実は本当に簡単でした。
解約するキャリアは新しいスマホを契約した段階で
勝手に切れる仕組みになっているので
自分がやることは新しいスマホの契約、設定だけだったりします。
私が換えたのはこちら。楽天モバイル
。
月に6600円かかっていたのが0円に！
※人数限定で1年間月額料金無料のすさまじいキャンペーンをやっています。
年間8万円弱の削減になりました。
この機会に固定費見直してみてはいかがでしょうか？
参考になれば幸いです。
本日もお疲れ様でした。
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