お金のこと

【100ユーロ紙幣】お金を使う、経済を回すと良い理由。【コピペ】

こんばんは。蜜觜える(@3284_L)です。

本日は、お金にまつわる小噺をひとつ。

100ユーロ紙幣の話

黒海沿岸の小さな町。景気低迷と人口流出ですっかりさびれ、活気がない。
人々は借金をかかえて苦しい生活をしいられていた。

その町へ一人の旅人がやって来た。
そして町に一つしかないホテルに入ると、受付のカウンターに100ユーロ紙幣を置き、部屋を選ぶために2階のフロアーに上がって行った。
ホテルの主人は100ユーロ紙幣を引っ掴むや借金返済のために肉屋へ走った。
肉屋はその紙幣を持って養豚業者へ走り、100ユーロの借金を返した。
養豚業者はその紙幣を握ると、ツケにしてあった餌代と燃料を払うために販売業者に走った。
販売業者は、良心的にもツケで相手をしてくれる町の遊女のもとへと走った
遊女はその紙幣を懐に入れるとホテルに走り、たびたびカモを連れ込んだ稼いでいたホテルに借りていた部屋代を支払った。
ホテルの主人は、その100ユーロを受け取ると、カウンターのもとの場所に置いた。
ちょうどその時、部屋をチェックしていた旅人が急用ができたと言って100ユーロ紙幣をポケットにしまい込み町から出て行った。

誰一人として懐が潤ったわけではないが、町中の誰もが借金を返済し、皆笑顔になり将来に対して明るい希望を抱き、町は活気を取り戻した。

 

こちら元ネタ不明なのですがおそらく2ちゃんに遠い昔貼られたのが最初のお話。

分かりますでしょうか?
結局1ユーロも街には増えていないのに、全員の借金がなくなってハッピーという。

実は、売掛と買掛を相殺させただけで状況は変わっていないという叙述トリックなのです。

ピンとこない方の為に…
自分に100円借金があり、自分が友達に100円お金を貸している状態がフラットになったということです。

なんか得したように見えて実は現状変わっていませんよー。
というところがこの話の面白いところなのですが、

私は、それだけではないんじゃないかなあ~という気がしています。

この話で思うこと

考えられるのは実体ではなく感情のことです。
実際には何にも変わっていなくてもこの街の心理的変化は必ずあると想像できるからです。

遠い昔、飢饉の際に貴族が食糧を買い占めたのは、
実際に食べるものがなかったわけではなく、
いつ終わるか分からない飢饉の中、『不安だから備蓄するため』なのですね。
不安が食糧やお金の動きを停滞させるわけです。

このお話の街でもきっとそうで、実は誰も得していないし状況も変わっていないのですが、
精神的にお金を動かせる余裕や活力がわくのではないでしょうか。
切迫していたらお金使う気なんておきませんよね。

コロナ禍でみんな不安だけど、お金もガシガシ使っていこう。
と心に言い聞かせたお話でした。(笑)

皆さんはこの話でなにを思いますか?

本日もお疲れ様でした。

↓お帰りの際、クリック頂けると喜びます^^
にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ

お金を数えるとストレスが減るらしい。私の趣味は本を読むことと、お金を数えることです! 本を読むのことがストレスの解消になるという話はよく聞くのですが、 実は、お金を数え...